床には「春入千林處々鶯」吉澤先生の書です。結び柳に紅白の椿を添えて。

亭主も半東もこの日のために練習を重ねました。半東はお道具の説明を一生懸命暗記しました。

なかなか様になっていますね。

不要な接触を避けるために、お菓子の配り方にも一工夫。コロナ禍における新しいお茶のあり方か。

２席目の亭主も直前まで復習し、無事務めました。一気に上達したことと思います。

「常磐饅頭」なかの製。若草色の餡が白い皮に包まれる様は、まさに雪の中からの草萌えを彷彿とさせます。表千家十一代碌々斎宗匠のお好みと伝えられています。