2022 年度 硬式野球部








2022 年度 硬式野球部
第74回春季関東地区高等学校野球茨城県大会水戸地区代表決定戦の様子です。
2022-04-14
報告: 関根 茂彦
第74回春季関東地区高等学校野球茨城県大会水戸地区代表決定戦が笠間市民球場で行われました。対戦校は水戸桜ノ牧高校でした。

水戸地区代表決定戦

水戸桜ノ牧 対 水城  1対8(8回コールド)
(投手)大塚 (捕手)猪瀬
(本塁打)吉田 (二塁打)阿部、小林

「秋の再戦」
昨秋と同一カードになったこの試合。水戸桜ノ牧高校は昨秋、逆転で負けているのでリベンジに燃えているように感じました。

先攻は水戸桜ノ牧高校、後攻は水城で試合がスタートしました。
先発は大塚投手。昨秋は怪我のため野手に専念していました。ボールを低めに集め、丁寧にコースをついていました。8回4安打1失点、試合を作ってくれました。
打線は相手投手の手元で微妙に変化するボールに苦戦しました。ゴロ、フライが前半は多かったです。疲れが見え始めた6回あたりからボールを捉え始めました。

「逆転ホームラン 努力の結果」
1点リードされた7回、6番打者の駒柵選手が出塁し、7番吉田選手が打席に入りました。狙っていたボールを捉え、打球はレフトスタンドに飛び込む逆転ツーランホームランを放ちました。
吉田選手は1年生の秋からメンバーに入っていましたがなかなか結果が出ず、ずっと苦しんできました。それでも腐らず諦めずひたむきに練習に取り組んできました。学力も非常に優秀です。本当は1番、3番を打てる力がある選手です。楽な打順で打たせてみてはという大川部長の助言で7番での出場となりました。素晴らしい打球でした。
その後、チームは勢いに乗り8回に一挙6点を奪い勝利しました。
県大会に繋がる勝利となりました。

「大塚主将のコメント」
「コロナで春休みの練習試合をこなすことができず不安でしたが試合に勝利することができてホッとしています。県大会では一つでも多く勝ちたいです。」

「ノックバット事件」
試合前、シートノック(7分間)があります。後攻のチームが先に行うのですが、いつも置いてあるところにノックバットがありませんでした。「あれ?ノックバットは?」とコーチに聞くと「……忘れたみたいです…」コロナ禍で遠征に行くことがほとんどできなかった影響が出てしまいました。指導者になりちょうど20年。公式戦で初めて普通の金属バットを使いノックを打ちました。いい思い出になりました。

平日にも関わらずたくさんの声援をいただきました。父母会の皆様、OB、OGの皆様、応援ありがとうございました。