2021 年度 第2学年 地理・地学巡検








2021 年度 第2学年 地理・地学巡検
第2学年地理・地学巡検
2021-06-26
報告: 綿谷 聡
 6月26日(土)、雨が降ることなく涼しい気候のもと、有志のフィールドワーカーとともに地理・地学巡検を実施しました。
 「那珂川が形成する自然堤防・後背湿地と人間生活とのかかわり」を考察し、自然と人間の相克の末、誕生した「水戸市青柳町という郷土」に思いを馳せ、郷土愛を育むことをテーマとして、この度の巡検はスタートしました!
 自然堤防では、検土杖(けんどじょう)を用いて掘削を行い、砂層を見て触って体験しました。生徒たちも掘削体験を行い、実際の理学研究方法の一端を感じ取った様子でした。
 また自然堤防上に繁茂している植生や、河川の作り出した段丘崖の植生との違い(種目や根の張り方など)を考察しながら、植物の進化や適応力に感心させられました。
最後に集落の観察を行うことで実際の自然堤防の機能や、後背湿地との土地利用や安全性の違いを体感し、青柳町が自然と共生し、一体として存在していることを知ることができました。生徒たちはとても新鮮な感じで、楽しく学習できた様子でした。
 フィールドワークは、確実に彼らの「歩き方」を変えるきっかけになったはずです!今後もこのようなフィールドワークを実施していきますので、奮ってご参加ください(^^)/


地面を掘削して砂層を確認する(実験)
検土杖を刺すことに夢中・・・力仕事ですね。
見よ!あれが段丘崖に生きる植物だ!
送電線を探せっ!!
集落と地形の関係を歩いて観察!
フィールドワーカーたちの集合写真(^^)