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2020 年度 PTA卒業式
2 班 2021-03-01 |
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謝辞
本日は、このように盛大な卒業式を挙行していただき、 五百八十二名の子どもたちが卒業証書を手にすることができましたことを,保護者一同心から厚くお礼申し上げます。
十年前に東日本災害を経験し、これ以上大変な経験はないと思いましたが、日々世の中には様々な出来事が起こり、新型コロナウイルス感染症は一年を過ぎた今でも毎日ニュースに流れ、新しい生活様式が日常となっております。
コロナ問題に限らず、今年から変わった大学受験でも、国の方針は動揺し、現場の混乱を招く事態となっています。しかし、様々な課題に対し、学校は素早い判断と行動で、子どもたちが安心して学校生活を送れるよう支援してくださいました。私たちには見えない、先生方の努力と、かけられた時間を思うと頭が下がる思いです。
3年前、子どもが水城高校に入学が決まったとき、何もわからない状態で入学手続きをしたのを覚えています。手続きが円滑に進んだことに感激し、入学式では小田部校長の素晴らしいあいさつに、私立高校の印象がとても良いものになりました。また、学年委員長になりPTAの委員会に参加する機会ありましたが、先生方とPTA役員の方々が楽しそうな雰囲気で、実のある話し合いをしており、本当に良い学校だと心が温かくなりました。小田部校長の前任者である山野校長にも一度だけお会いすることが出来ましたが、学校の先生への印象も大きく変わりました。
また、水城高校はICT環境が整い、一人一台のタブレットを持つことができます。このことによって、緊急事態宣言による休校になった時も、自宅学習に滞りなく移行することができました。今回のコロナ問題によって、日本のICTは今まで以上に認知され、急速に発展することになったでしょう。それを先駆けて取り組んでいたことは、素晴らしいと思います。
ICTの発展だけでなく、新しい生活様式で人と会う機会が限られることも少なくありません。それでも人と人が直接出会い、話すことはとても重要だと思います。卒業する子どもたちに限らず、保護者である私たち、先生方もこれから先の人生にどんなことが起こるかわかりません。一期一会、みなさんのこれまでとこれからの楽しいことや辛いことすべての出来事や出会いが、将来の豊かな人生につながることを願います。
卒業式に保護者として参加することは、以前は当たり前と思っておりましたが、今日ここで卒業する子どもを見守ることができることが、本当にありがたく、心から深く感謝いたします。水城高校の益々のご発展と先生方のご健勝とご活躍を心からご祈念し、お礼の言葉とさせていただきます。三年間本当にありがとうございました。
令和三年三月一日
第五十五回卒業生保護者代表 髙橋 幸
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